ガイガーカウンター大辞典>場所や時間によって放射線量は変化する
政府や東電の発表する情報は信用できないとか、学者や専門家の言うことを信用してはいけないというのも放射線測定器を購入する理由になりますが、もっと簡単な理由があります。
放射線量は、時間や場所によって常に変化するということです。
モニタリングポストでの計測値を様々なホームページなどで確認することができますが、放射性物質は風などの影響で常に動きます。
ですから、たとえモニタリングポストの数値では安全だとされている場所でも、今、現在、安全だとは言えないのです。
また、場所によっても放射線量は大きく変化します。安全だと言われている場所でも、水たまりや側溝など、非常に高い放射線が出ている場所はいくらでもあります。いわゆるホットスポットというやつです。
モニタリングポストなどの数値をあてにして安全だと思っていた場所で子供を遊ばせていたら、実はそこにホットスポットがあったなんてことになればシャレになりません。
常に、アラームをセットして身につけていることが最善の方法なのです。
多くの人が、東北地方や関東地方の放射線量ばかり気にしていますが、実際に放射線測定器を持ち歩いている人のブログやホームページなどを見ていると、実は関西で関東の2倍くらいの放射線量が検出されたりしています。
福島原発の影響が風に流されたりして、実は西日本にまで影響が出ているのです。ヨーロッパやアメリカでも検出されているのですから、西日本で放射線が検出されても何も不思議なことではありません。
福島県にある「もんじゅ」などでも細かい事故が時々起こっているらしく、もしかするとその影響なのかもしれませんが、とにかく、今まで気にしていなかっただけで、放射線の危険というのは常に隣り合わせなのです。
放射線は目に見えないし、感じることもできないので、放射線から身を守る唯一の手段がガイガーカウンターなどの放射線測定器を常に身に付けておくことなのです。
ガイガーカウンター大辞典>場所や時間によって放射線量は変化する
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